(みちぶしんびと)
CORE Community Road Empowerment
地産地消
現地で調達可能な材料を利用し、道直し(小規模インフラ整備)を進めます。
現在進めている「土のう」による道直しでは、土のう袋や中詰材料などに地域で手に入る材料を有効利用しています。
土のう袋
米用プラスチック袋(100kg用)
(ウガンダ)
小麦粉用プラスチック袋
(パプアニューギニア)
サイザル袋(コーヒー豆)
(ケニア)
土のう袋材には穀物用に使われているプラスチック袋を利用しています。また、サイザル麻、ジュート麻、バナナ繊維袋など自然材料を土のう袋材として利用することも検討しています。強度は充分であることを確認していますが、自然素材の袋はプラスチック製袋の5倍以上の値段がします。
今後実用化を進め需要が増えれば、単価が下がる可能性もあります。環境にもやさしいです。そして、サイザルなどの栽培から袋加工まで担う中小規模の家内工業を活性化することができます。
中詰材やパイプ材料
川砂利を利用
(パプアニューギニア)
礫質土を採取
(ケニア)
竹をパイプのように利用
(パプアニューギニア)
中詰材や路面に敷設する材料として、礫や砂分を多く含む材料を利用しています。また、竹は節を除去し穴を開け浸透した雨水が竹内の空間を通って排水できるようにしました。